児童ポルノ禁止法は表現規制の為の法律ではない

6月26日に児童ポルノ禁止法の審議が行われ、その中でも

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葉梨康弘のトンデモ規制論や

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丸谷佳織の目薬演技疑惑が問題視され

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野党側からの追及に対する答弁に至っては一般に認知されている宮沢りえのサンタ・フェやジャニーズの写真集すらも児童ポルノであるから与党案で改正されたら改正施行後1年以内に破棄しろと言いだすなど児童ポルノ禁止法改正を即急に行いたい側の本音と感情論が審議の場で暴露されてしまい、自民にとって悪い意味で話題になっているのだけど。あるサイトのコメント欄に気になる記述があったので載せておきたい。

Posted by at 2009年06月27日 20:39

 とりあえずおれは、この会議の内容を
総理や興味のない議員にニコ動のアドレスつきで送っている
 したらある議員からレスが帰ってきてな

 麻生が規制賛成なのは将来の商業として考えてるから、線引きを求めてるのであって
 こんな茶番のためではないそうだ

 ちゃんとした防犯目的があった議員もいたそうだがかなりあ〜あとのこと

【政治】 民主「児童ポルノ、家捜しして捨てろと?」→自民「1年間で廃棄を」→民主「年齢不明なものは」→自民「全て廃棄を」 痛ニュー速報!

日本国内で製作されるマンガやアニメ、そしてゲームを海外に輸出する場合問題のある描写に関しては修正される、視聴・購入時に年齢制限が課せられる場合があるのだけど、これでは制作者側が負担であるもしくは輸出ができないと勘違いして国内流通の時点で規制するべしという意見も見受けられる。

 ワースト1:今井隆志「日本発の性・暴力表現は通用しない」
 我が国におけるゲーム規制論議外交問題に発展させたようなもの。具体的に言うと、「保護者の価値観とのミスマッチ」や「ヘンタイ・アニメ」の蔓延を嘆いたりとか、我が国のアニメが「見たくない・見せたくない権利」を侵害しているとか…。ほとんどが憶測と感情論で、説得力に乏しい。

論壇私論:「論座」平成18年2月号 新・後藤和智事務所

しかし、海外に合わせて規制しろと言う考えは創作物の多様性を真っ向から否定する考えだし、キル・ビル前編の様に日本の表現の寛容さゆえに成立する作品も存在する。日本の作品は表現の多様さがあったからこそここまでのし上がれたのではないかと言う気がする。

最近の性暴力ゲーム問題に端を発する表現規制の機運の高まりは児童ポルノ禁止法が本来の児童の救済し保護すると言うものから規制によるコンテンツ文化衰退と単純所持禁止による親の検挙によって子どもたちの笑顔を奪う法律になってはいないだろうか?。

とにかく、児童ポルノ禁止法にかかわる人間がここまで酷いと、改正案自体一度廃案にした上で衆院選後に葉梨康弘丸谷佳織、そしてユニセフ(と広告費をもらっている新聞社)と言った感情論で動くような人や所は極力排除したうえできちんと真っ当な議論をするのが筋と言うものだろう。

それができないのであれば自民党公明党は支持する政党にはならないし
ユニセフに至っては寄付するべき団体ではない、
太平洋戦争後に援助を受けた恩があったとしてもだ。